専門看護師の資格を取る方法

専門看護師とは、質の高い看護を提供するための知識と技術を持つ看護師であることを、日本看護協会が認定する資格です。資格取得者は、特定の分野のスペシャリストとして活躍します。専門看護師の分野には、がん看護や慢性疾患看護など、14の特定分野があります。特定分野の種類は年々増え続けており、今後も医療・看護のニーズに合わせて増えていくと考えられます。

専門性の高い資格なので誰もが資格試験を受けられるわけではなく、次の条件を満たさなければいけません。第1の条件は、看護師として5年以上実務経験があることです。第2の条件は、5年以上の実務経験があり、そのうち専門看護分野における実務経験が3年以上あること。第3の条件は、看護系の大学院で学び、資格取得に必要な単位を履修することです。これら3つの条件を満たした後に資格試験に合格すれば、専門看護師であると認められます。

ある程度の実務経験を積み、さらに大学院で2~3年学ぶ必要があるので、専門看護師の資格を取得するためには時間がかかります。大学院への進学と看護師の仕事の両立が難しいため、約半数は職場を退職して大学院へと進学しています。資格取得後は専門看護師の役割を果しながら、勉強を続ける必要があり、5年ごとに資格更新のための審査を受けなければいけません。審査に通らなければ、資格はなくなってしまいます。資格取得後も自己研鑽が必要なので、ハイレベルの知識や技術を保ち続けることができる資格です。大学院で学ぶ必要があり、働きながら資格を取るのはなかなか大変です。長期的な計画を立てて資格取得を目指しましょう。